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大坂冬の陣の緒戦、徳川家康は二条城から出陣し、奈良経由で大坂城に迫ったが、真田信繁（幸村）の軍に敗れ、奈良に敗走。
この山の寺に落ちのび、桶屋の棺に身を隠して九死に一生を得たと言い伝えられる。
1622年（元和8年）、家康の末弟であり伏見城代だった松平定勝が袋中上人に念佛寺として開山させた。
寺のすぐ東には、家康が自らの鎧を奉納した漢國神社がある。

 

山門

漢國神社

所在地：奈良市漢国町７