橘寺(高市郡明日香村) 聖徳太子誕生の地
太子殿(本堂)
天台宗の寺院、正式名称は「仏頭山上宮皇院菩提寺」。
橘寺付近は聖徳太子誕生の地とされ、当寺は聖徳太子建立七大寺の一つである。
正確な創建時期は不詳であるが、「日本書紀」の天武天皇9年(680年)4月に「乙卯に、橘寺の尼房に失火して、十房を焚く」とあることからそれまでに造られていたようであるが、聖徳太子の父用明天皇(橘豊日命)の離宮を太子が寺に改めたのが始まりと伝承されている。
太子殿(本堂)には木造聖徳太子坐像が本尊として祀られている。
現在の本堂は、元治元年(1864年)からの再建によるものである。
観音堂
往生院
三光石
二面石(飛鳥時代の石造物)
聖徳太子の愛馬「黒の駒」像
東門(正門)
西門
所在地:高市郡明日香村橘532