大仏鉄道

大仏鉄道

仕事の途中でたまたま見つけた「大仏鉄道記念公園」について調べてみました。
大仏鉄道記念公園は、奈良市街の大宮通りから今は店舗と住宅が混在する船橋通り商店街を北に上ったところにあります。
記念公園の名に冠せられている「大仏鉄道」は、明治31年に開通した加茂と奈良を結ぶ約10キロの鉄道でした。
その起点の「大仏駅」の跡地にあるのがこの記念公園です。
その後大仏鉄道は奈良駅まで延伸されましたが、明治40年に木津経由で奈良駅に至る鉄道(現在の関西本線)が開通したことで約9年間しか存在しなかったため、「幻の大仏鉄道」と呼ばれています。
平成4年に造られたこの記念公園には車輪のモニュメントがあるだけで、その周辺にも鉄道の痕跡は見当たらず、今見たらこんなところに鉄道が通っていたとは想像もつきません。

 

大仏鉄道については、奈良市ホームページでも紹介されています。
「幻の大仏鉄道遺構めぐりマップ」

 

 

 

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