廣瀬神社(廣瀬大社)(河合町) 河川の合流地を守る水の神
神社が所在する川合の地名のとおり、奈良盆地の河川が合流する地(河曲)にある廣瀬神社の御祭神は水の神であり、日本書紀に天武天皇が675年廣瀬の河曲(かはわ)に大忌神を祀らせたとあるのが廣瀬神社(廣瀬大社)である。
檜皮葺きの本殿は正徳元年(1711年)の再建であるが、前庭は広々として砂地が深く、毎年2月11日に「砂かけ祭」が行われる。
この祭りは、御田植祭として砂を雨に見立ててかけあうことから、水田を潤して五穀豊穣となることを祈るとともに厄除けを願う祭となった。
一の鳥居
二の鳥居
拝殿
参道内
所在地:北葛城郡河合町川合99