竹林寺(生駒市) 行基縁の寺
山号は「生馬山」。
天平21年(749年)奈良時代に数多くの社会事業を行い、東大寺の大仏造立にも尽力した行基は菅原寺(現在の喜光寺)で没し、ここに葬られた。
この行基の墓所が当寺院の開基であり、壮年期に住した小庵「生馬(生駒)房仙」を構えた場所でもある。
その後、円照、良遍、忍性、凝然ら高僧の住持などにより隆盛する。
竹林寺の寺名は、行基が文殊菩薩の化身と信仰されていたことから、文殊菩薩の聖地である中国の五台山大聖竹林寺にちなんでいる。
行基墓
忍性墓
所在地:生駒市有里町211-1